Avelin leads the lords and armies to the front.
2024-03-06 20:01:55
対象年齢:全年齢
アヴェリン@大軍を率いる
先に末弟アンリ王子とともに同盟に背いた北西のソレイラ王国、それを煽ったベーデン王国を征服した彼は、傭兵隊長でありながら大国ヴィルアの中でも軍の重き存在となっていた(この戦役で、ヴェリンは生家イデュイア侯爵家の軍艦・武装商船を100隻ちかく動員してベーデンの沿岸都市を攻撃させた)。
今までの働きにヴィルア王フレリックは、彼に「エレミール伯爵」の地位を与えた。その評価は出身のアキシミナー王国、イデュイア侯爵領土にも伝わり、引退した祖父は傭兵隊と授かった片田舎の村に一層の投資をするのだった(ヴィルア王国からの傭兵代金と編成・維持のための出費は、ぜんぜんペイできない)。
北方のロブリシュ王国とは度々戦っていた。
先ごろもアヴェリンの傭兵団を主力に、ヴィルアの次兄グリヴィエ王子(親友でもある)を主将に侵犯に対抗した。その戦いをヴィルア王国軍は優勢に戦い、ロブリシュを退けて反攻進撃し、国境付近の4つの城都を占拠したのだった。
それを取り戻そうと、ロブリシュ王国は3万近い大軍を王弟レイ・ブルックや勇猛な将軍らに率いさせた。
ヴィルア王宮での軍議。
フレリック王は決して引退してはいないが、こと軍事に関しては王太子リシャールと傭兵隊長・エレミール伯爵アヴェリンに委ねていた。
リシャール王子:「これは、お前の責任だよな?」
糾弾するような言葉だったが、アヴェリンや次弟王子グリヴィエは、遊びだと知っていた。
アヴェリン:「おおせの通りです。自らの手で始末をつける所存でございます。出撃のご許可を…」
とひざまづく。
リシャール王子:「よい心がけだ! だが敵は3万とも聞く。アヴェリンの兵だけでは足らんだろう」
王太子は立ち上がり、隣席した諸侯や将軍の何人かを指名する。
リシャール王子:「ただちに軍を編成し、アヴェリンの指揮下に入れ! アヴェリンは出撃可能な隊を率い、ロブリシュを掣肘せよ! そして、全軍合流ののち、敵を打ち破れ!」
王太子の檄にアヴェリンと諸侯・諸将は応じた。
王宮を出て歩きながら、
アヴェリン:「ディアス、即戦できる兵、騎兵を中心に集めて北方に向かえ。姫、この隊の指揮をお願いする。相手にルイ・ブルックやリューファンのような将軍がいるかもしれない。あなただけがが頼りだ」
ディアス:「かしこまりました。6千、いや8千集めてみます」
フロリアン:「なんでもお命じください!」
オリバー・ブレーム「俺も参加してよろしいか?」
アヴェリン「おう、オリバー。行け行け!」
レストル・ラドーネ、フェグラス・アルーブレ、ミリア・クローブル
「じゃ、俺も・同じく参加・姫のおそばに!」
フロリアン:「いけません! あなた方は従兄上の身辺を与るべきです!」
1枚目:勅命を受けて王宮を出る。
2枚目:リシャール王子「いつもすまんな…」
アヴェリン「なぁに、わたしの本分でございますよ。あなたとヴィルアの剣であること、これはわたしの誇りです」
6枚目:親族の子の手を引く。
アヴェリン「お前もいずれ将となるだろう。この廊下を将や諸侯を従えて歩き、近衛の傅きを受けなければならない」
7・8枚目:主将として諸侯と諸軍を率いて聖王都を出撃する。
ログインするとプロンプトなどがチェックできます
※ 作品によっては掲載されていないことがあります
コメント

投稿
ダウンロード