Internal Security Agency Shinjuku Platoon Security Intervention Unit
2024-05-21 19:22:28
対象年齢:全年齢
内国安全保障局は都内に6つのオフィスを置き、新宿は2番目の規模と人員で、歌舞伎町、東中野、文京区音羽に分室を持ち、また代々木にも存在を組織に報告していない非公式な拠点を持っている。
都内のショッピングモールにテロ組織が侵入して、すでに3日目たっていた。
クズ野郎どもは施設従業員と警備員、居合わせた客の子供を殺害した。
警備員や従業員は、勇敢に来場客を守り亡くなった。6人の子供たちは、クソ野郎の取引条件としての見せしめだった。たとえばガス、水道、空調、どのフロアの電力などの引き換えに。
警視庁は大量の機動隊員と警察官で包囲していたが、交渉の結果は前述の通りで、まだ人質、おそらく子供が多い状況に、SATの突入も決断されなかった。
自衛隊の介入なども検討された結果、内国安全保障局の治安介入部隊が投入されることに決定した。
内国安全保障局の戦術要員の先遣隊が到着したその時、クズどもの一人が4階の電気通電を要求するためだけの理由で、6人目の子供を撃った。
チャーリー6「Six! 白井です! あいつら人質を撃ちやがりました! 俺の目の前で! 小さい女の子を背中からショットガンでやりました!」
ホテル6「Hotel6、チャーリーの報告の通りです。Six! 交戦、突入の許可を!」
1枚目:「だーめ! いま、君たちが現場にいるのも微妙な状態なんだよ。俺が行くまで、隊は堅持。ケンジ、指揮をとれ」
ブラボー6「ブラボー6、了解。先遣隊を指揮する。
ブラーボー6より現場各員。SixないしFiveよりの新たな指示・命令があるまで、ブラボー6の指示が優先される。以降、P5と名乗る。
指揮系統の序列はSix、P5、Five、Fourだ。各員、受領応答せよ」
「Air3、オーケー」
「ズールー6、了解した。各員疎通OK」
「チャーリー6、ケンジさんの指揮に入ります。各員了解ずみ!」
2枚目:「クッソ! あいつら、俺たちを殺し屋あつかいしやがって。ツケはまとめて清算させてやる」
先輩到着後、内国安全保障局 治安介入部隊は状況を維持して機動隊・SATと包囲を続けた。
(実際には、機動隊の服装を着て89式や20式小銃をもった陸自隊員、また周囲のビル屋上には、スコープを装着した64式を持った狙撃手も配備されていた)。
立てこもりを続けるためのインフラは確保しており、続く要求は政治的なものか撤収の手段要求しかなかった。
5日目、テロ組織は収監されている無期刑の活動家の3人の解放を要求した。バーターとして先輩は子供の半分の解放を求めて妥結した。
3枚目:「いい取引だな。今後も同じようになることを願うよ。じゃあ、また」ブツン
再発信
「エアー、エックスレイ、ユニフォーム! 配置を報告しろ。あのアカ3人とターゲットBを殺せるか!?」
4〜7枚目:
U3「ユニフォーム3、左のやつをコメカミからイケます。猶予は15ミニッツ。許可を!」
A2「エアー2、右のデブ、イケます。やらせてください!」
U4「ユニフォーム4! ターゲットBを捕捉。ぶっとばせます! 5と2も狙ってます!」
X3「エックスレイ3。じゃあ、真ん中は俺がいただきます」
C3「仲間に呼ばれて助かったつもりが、あの世行きだぜ。ザマァ見ろ」
B5「あと何十年かムショで過ごさせるより安上がりだ」
Z5「世の中、敵に回しちゃイケナイ相手ってのがいるのさ」
A3「俺たちか?」
Z5「まぁ…そうだな…」
先輩の決断は、自分たち、治安介入部隊への抵抗・反抗がまったくの無意味であることを示すのが目的だった。彼にとって人質の存在や属性はゲームの中の駒やカードの種類でしかなく、この騒乱を鎮圧することが最重要目的である。
強行手段の結果、人質に害が及ぶことさえ考慮しなかった。SATはそれができないから突入作戦をできなかった。SATも陸自も決断、決行できずに呼ばれたのが内国安全保障局 治安介入部隊なのだから、求められたことをするだけだ。結果は、誰かが責任を取る。
また、これがセンセーショナルに取り上げられれば、立てこもり犯のクズどもや、それに少しでも関連する組織を根絶やしにするネタができる、くらいに思っていた。
状況は膠着していたが、7日目にいたり、立てこもり犯が動いた。
施設内にあるマイクロバスを正面にまわして、残り4人となった子供達を載せる。
8枚目:「アルファ6、外に出て着た連中を確認。AKを所持! 子供を盾にしてます」
先輩「アルファとシエラは制圧の主戦力とする。待機せよ」
A6&S6「ラージャー……」
「万一のために貫通力のある銃は使うな」
A6「狙撃手以外は9mmに持ち替えます」
10枚目:d4「デルタ4、ターゲットFを捉えました! あいつです!」
11枚目:A3「エアー3、ファックを捉えました。始末させてください!」
12枚目:J6「ジュリエット6! あいつが真正面にいる。Six、許可を」
先輩「だーめ! 命令あるまで全員待機!」
13枚目:「こちらSix。各員、交戦許可! アルファ6、シエラ6、行け! 優先順位はお前たち、人質だ。
狙撃手! アルファとシエラが捕らえる3人残して皆殺しにしろ! ツケを払わせてやれ!」
A3「エアー3、クズ野郎、Fを捉えてます。仕留めますっ!」
「てめぇ、ヘッドショットとか心臓を撃ち抜くつもりか!?」
A3「え?」
「もういい、アウトする」ブチ
A5「大丈夫、すぐ電話くるさ」
スマホに先輩からのコール。
「さっき言った通り、3人は生かす。お前の言うファックは4人目になるが、殺すな」
A3「Six! ですがあいつは!」
先輩「俺はあのクズ野郎を五体満足に生かして捕らえろなんて言ってない。医者がまだ生きてると言うだけで俺のコトには足りるんだ」
A3「ですが、どうしろと?」
先輩「頭も心臓も致命的な血管も撃つな。肝臓か膵臓あたりをやって、痛みにもがくアイツを俺の許に持ってこい!」
A5「あの人が必要なのは優秀な猟犬だけだ。かわろうか?」
A3「いや、俺がやる。楽になんてさせねーよ、あの野郎を」
17枚目:「防衛事務次官ですか?。いいえ、いいんです。本件にお援けただけないということは、我々との対立をご希望と上長は判断しました。テレビ、ご覧になりました? 我々が何をできるか、のご参考になるかと思います」
18枚目:「小隊長の意向をお伝えします。今回の対応に、我々は内務省、警察庁、警視庁などから『宣戦布告』と受けた判断します。このお知らせをもって、そのような対応に移行します。
……長官、私はただの代理人です。弁明されても、録音しております、としか答えられません。そのお言葉を、12時間前にされていたなら、御身はご安全でしたでしょうね」
19枚目:「新しい内務大臣は、この前、三役ともどもを殺されたっていうのに、まだ懲りぬご様子ですね。我々がしたと察してないのかしら?」
副官「別に本人が知る必要ないのよ。ついでに総務大臣、逓信大臣…あと、官房長官もよろしくね」
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