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グリコのポーズを真似るエルフ

2024-05-29 01:01:00

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2024-05-29 01:01:00

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48

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 50 位

参加お題:キャラメル
エルフのララバイ~キャラメルと芋虫の物語~ エルフの戦士ララは、妹の結婚式を終えて町へ向かって走っていた。金色の髪を風になびかせ、緑の瞳には焦りが見える。町には幼なじみのセリヌンが待っているのだ。 「セリヌン!待っててね!」 ララは必死に走る。しかし、結婚式での踊りや祝宴の疲れが足に重くのしかかり、もう走れない。ついに、彼女は道端に倒れこんでしまった。 「もはや、芋虫ほどにも前進かなわぬ…」 ララはそう呟きながら、懐から小さな袋を取り出した。それは彼女が愛してやまないキャラメルの袋だった。一粒食べれば、300メートル走れるという例のキャラメルだ。しかし、袋の中身は残り一粒しかない。 「これじゃ足りないよ…ごめん、セリヌン…」 ララがため息をついたその時、頭上から声が聞こえた。 「おい、ララ!何やってんだよ!」 見上げると、ドワーフの相棒、グリンが腕を組んで立っていた。 「グリン…」 「もう走れないなんて、冗談、顔だけにしろよ。キャラメルに頼りすぎだぞ!」 「恋と一緒だな、ついつい頼っちゃうのよ」 「そんなこと言ってる場合か!ほら、立て!」 グリンが手を差し伸べるが、ララはその手を振り払う。 「自分で立つもん!…でも、キャラメルが足りないの」 グリンは呆れた表情を浮かべながら、ポケットからキャラメルを取り出した。 「これで最後だからな、もう頼るなよ」 ララは目を輝かせてキャラメルを受け取り、口に放り込む。そして、再び走り出した。グリンはしばらく呆然と見送ったが、すぐに追いかける。 「お前、本当に自分勝手だな!」 ララとグリンが言い争いながら走る姿は、まるでケンカする子供のようだった。しかし、その背後には確かな絆があった。 町に到着すると、セリヌンが広場で待っていた。彼の顔に浮かぶ微笑みは、全てを許すような温かさに満ちていた。 「セリヌン!ごめん、遅くなっちゃって…」 ララが息を切らせながら叫ぶと、セリヌンは笑顔で応じた。 「大丈夫さ、ララ。君が来てくれて嬉しいよ」 ララは安心してセリヌンに抱きつく。その背後で、グリンが不機嫌そうに腕を組んでいた。 「やれやれ、これでまた一悶着だな…」 そして、セリヌンの優しい目がララを包み込み、彼女の心に安らぎを与えた。 セリヌンの手の温もりを感じながら、ララは目を閉じた。静かな夜空には星が輝き、風が優しく彼女の髪を撫でた。ララは心の中で誓った。これからも、どんな困難が待ち受けていようとも、彼女は走り続けるのだ、と。 星たちはまるで彼女の決意を祝福するかのように、明るく輝いていた。 彼女の道は険しいが、その心にはいつも温かい友情と、たまに甘いキャラメルの味があるのだ。

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Epimētheus
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コメント

投稿
mokeon

2024-05-29 18:12:11
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Epimētheus

2024-05-31 11:43:11
返信
サントリナ

2024-05-29 13:22:00
返信
Epimētheus

2024-05-31 11:43:17
返信
ガボドゲ

2024-05-29 10:49:03
返信
Epimētheus

2024-05-29 10:52:05
返信

607投稿

-フォロワー

Thank you for your nice comment. I'm getting busy and cutting back on my activities. I'm sorry if I couldn't reply.

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