エルフの戦士ヨコシマの大冒険
2024-06-15 01:57:00
対象年齢：全年齢
デイリー入賞： 95 位
参加お題：ボーダー
エルフの戦士、ヨコシマは森の中を歩いていた。彼女は青い髪を風に揺らしながら、自信満々の笑みを浮かべていた。突然、目の前に巨大なトロルが現れたが、ヨコシマは一切動じず、にやりと笑った。
「おい、トロル！あんた、私に挑戦するつもりかい？」
トロルは驚いたように一歩後退したが、すぐに咆哮を上げて前進した。その瞬間、ヨコシマの相棒、ドワーフのグロンが飛び出してきた。
「ヨコシマ、何やってんだ！あいつはトロルだぞ！危険だ！」
ヨコシマは無邪気に笑いながら、「恋と一緒だな、危険な方が燃えるんだよ！」と返した。グロンは額に手を当てて深いため息をついた。
「冗談、顔だけにしろよ。戦いになるってわかってるのか？」
ヨコシマは全く気にせず、剣を抜いてトロルに向かって突進した。彼女の動きは優雅でありながらも力強く、一瞬のうちにトロルの足元を切りつけた。トロルは大きく揺らぎ、倒れこむ。
「見たか、グロン！これが私の実力さ！」
グロンは苦笑しながら、「ああ、見たよ。相変わらず無茶するな」とぼやいた。彼らはトロルの倒れた体を越えて進んでいった。
その夜、二人はキャンプを張り、焚き火の前で語り合っていた。ヨコシマは火を見つめながら、夢見るような表情を浮かべていた。
「ねぇ、グロン。私たちの冒険、これからも続くんだよね？」
グロンは黙って頷いた。彼の心の中では、ヨコシマの無鉄砲さに呆れながらも、その勇敢さと無邪気さに引かれていた。彼女の側にいることで、自分自身も強くなれると感じていたからだ。
焚き火の炎が揺れる中、二人の影は長く伸びていた。遠くから聞こえる夜の静けさと、風に揺れる木々のざわめきが、彼らの冒険の終わりなき道のりを予感させていた。
次回予告：ヨコシマとグロンは、新たな仲間と出会い、更なる冒険へと向かう。果たして、彼らの絆はさらに深まるのか、それとも…？
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Thank you for your nice comment. I'm getting busy and cutting back on my activities. I'm sorry if I couldn't reply.
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