admiral's decision
2024-10-28 21:32:03
対象年齢:全年齢
参加お題:傘
第2次日米開戦は空海ともに日本が優勢だった。さらに、各国とも準備段階である宇宙においても勝利した。その制宙権を背景に、機動歩兵をアメリカ本土の主要都市や重要拠点・施設に降下させた。
アメリカ国民に厭戦気分が広がり、政治工作や英国の口添えもあり、降伏へ傾いていた。
だが、日本帝国はアメリカの降伏を望まず、講和とアジア、ひいては世界の平和と安定の協力を求めた。
だが……
『再三の報告でございますが、TWからの援助要請です』(2)
日本帝国はアメリカとの戦いに注力しており、その間隙をつくかたちでC共が大胆な行動をしていた。
日本帝国もS諸島の防衛と牽制のために1個艦隊と多くのコーストガード、空軍の航空隊、降伏し恭順・協力した米軍が配備されていた。
空海で小競り合いが続いており、一部の島では上陸、それを迎え撃つ防衛戦にまで発展している。
皇族提督「米機動部隊は?」
『ご存知の通り、米空母打撃群は我が軍により壊滅的な打撃を受けました。残存は本土かインド方面へ転進しております』
(ばっくれた、と言わない優しさ)
『紅海や地中海の艦隊を協力のもとに参集は可能ですが、時間がかかりすぎます。
また、我々の空母機動艦隊もハワイ以東にあり、現実的な戦力ではありません。
戦力となるのは、開戦直後に寄港して降伏した艦のみです。
ちなみに、ゲティスバーグ、レーマン、マイヤーが第3艦隊とともに南西にあります』
皇女参謀「兄様…いえ、閣下。米海軍の主力がない現状、アジアの民主主義を守れるのは私たちだけです。C共の暴虐を止められるのは我々だけです。ご決意を!」
皇族提督「第3艦隊司令へ。米艦艦長との通信を繋いでくれ」
マイヤー艦長・レーマン艦長『サルボー!!』(1・7)
https://www.aipictors.com/works/462616/
開戦当初、日本帝国の杞憂は在日米軍だった。
これを各軍・組織の特殊部隊で襲撃ののち、歩兵の大部隊により制圧した。
各基地はほぼ抵抗もなく降伏。横田の司令官が正式に降伏すると、アジア方面に限り日本帝国軍として参加する、という者も現れだす。
それ以外で、希望者は様々な経路でアメリカへ帰国した。
兵器・物資は接収された。特に航空機、艦船は恭順・協力する者はそのまま勤務を続ける。
指揮揚陸艦ブルーリッジは皇族提督の旗艦となり、その在京時は横須賀なり東京湾に停泊。
(別の皇族提督は「新造戦艦」に座乗している)
強襲揚陸艦アメリカなどは、F-35や新型機の運用が可能なので空母機動艦隊に編入された。
ゲティスバーグ=タイコンデロガ級巡洋艦
レーマン、マイヤー=アーレイバーク級駆逐艦。降伏・接収された同級はほかに数隻。
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