Retaliation match/retaliatory pitch/Wild Leaguer
2024-12-25 14:19:36
対象年齢:全年齢
くっそ荒れた試合だった。
ボルチモア・ストロベリーズ(先輩所属)とミネソタ・チキンドッグズの4連戦の3試合目。
本拠地で迎え撃つチキンドッグズを、ストロベリーズは1・2戦目を2桁大量得点で先取していた。
この3戦目も4回までに5得点の猛攻をするが、チキンドッグズはやけくそな報復行為と思われないかねない死球を繰り返す。
ストロベリーズの先発ステファンも激怒し応じ、試合は報復合戦の様相を呈した。
乱闘騒ぎまでおきる(2・3)。
そして、ストロベリーズの大スターである3番ショートのスノウが頭部に死球を受けて倒れる。
女の子「K〜! どこにいるの〜! K〜! 出てきて! 投げてぇ! あいつらを殺して〜😂」
ボルチモアの名物ファン、試合前のグラウンド練習にも招かれる、彼らの勝利の女神。熱狂的な先輩の信奉者であるマチルダ嬢も、チームの惨状に嘆いて叫ぶ(4・5)
困ったことに、先輩は80〜90年代年代の感覚の持ち主だった。報復死球、報復試合というシチュエーション、言葉はたまらなく甘美な響きであり、英雄の心をくすぐる。課せられた運命を背に、マウンドに立つ。立ち塞がる!
先輩「俺がいく。全部やってやる」
翌日の先発を控えながら、先輩は5回裏から登板する。
「お待たせ〜👏」(6)
女の子「K〜!!🤗 K〜! ステファンとマールの仇を討って!」
「OK、君のいう通りにしよう」
先輩がマウンドに上がった目的は、試合を抑えるためではなく、ただ純粋に報復のためだった。
先輩「お前らを殺す!😡 ぶっ殺してやるぞ!👊(日本語)」
挨拶がわりに4番・5番・6番に続けて全力の頭部死球を見舞わせる(7・10)。
さすがに主審も注意をするが、
「てめぇにも一発くれてやろうか?」という恫喝に引き下がる。
そして、続く3人を三振で切り捨てた。
最終9回、キャッチャーを呼んで、
「ブレイキングボールで仕留める。奴の頭、後頭部にぶつけてやる。いいな?
「お、おぅ」
ログインするとプロンプトなどがチェックできます
※ 作品によっては掲載されていないことがあります
コメント

投稿
ダウンロード
ダウンロード