Once again, the Chief of General Staff (senior) makes an absurd strategy proposal + Marshal Risa
2025-01-15 17:12:03
対象年齢：全年齢
デイリー入賞： 170 位
ロシアが複数の衛星を打ち上げた。それは地上・宇宙・気象の観測衛星等と推察された。
理沙は「まだそんな余力あるの」と呆れつつも艦隊を派遣してそれらを排除した。
だが、宇宙艦隊総参謀長はそれだけでは満足せず、新たな作戦計画を立案する。
幕僚や艦隊・戦隊司令が反対しようと、彼が立案・提案した段階ですでに決定事項なのだ。総司令長官は拒むことがない。せいぜい、内容を少しマイルドにするくらいだ。
総参謀長の提案は帝国の欧州各国軍でロシア西部を牽制しつつ、中央アジアの軍が北上して中部を攻撃、宇宙艦隊はそれを支援しつつミサイルサイロやロケット発射基地・施設を攻撃するというものだった。
総参謀長「人間として耐え忍ばれる最も崇高な運命は、 愛する祖国と戦争の荒廃とのあいだに、 その身命を投げ出すことなのだ」
美波・理沙「……（キュン❤️）」
理沙「反対するものではありませんが、陸空軍は動いてくれるでしょうか？」
総参謀長「まぁ、ツテに頼るさ。もし動かないなら、俺たちだけで、俺ら流にやるしかない」
（俺ら流の方がヤバそう）
9・10：陸軍のツテ（英国陸軍大将アヴェリン）
11〜：宇宙艦隊総司令長官＠元帥
理沙は幾度か元帥への昇進を打診されたが、その度に断っていた。
文民である陸海空宇宙の長官を別に、制服組で組織される統合幕僚会議の面々はいずれも大将で、ひとり飛び抜けるのは躊躇われた。また、煩わしさもある。
だが、皇族元帥の勧めや、軍務大臣の「君が階段を上がらねば昇進できない者が多いのだ。それを察してくれないか？ 例えば、宇宙艦隊総参謀長も中将のままだ」という言葉に折れて受諾したのだった。
＊統合幕僚会議：軍務省大臣、陸軍参謀総長、宇宙軍軍令部長、海軍作戦部長、空軍参謀総長、海兵隊総司令長官、宇宙艦隊総司令長官（理沙）
＊皇族元帥：今現在は名誉職的な存在だが、第2次日米開戦では陸塊で前線に立ち指揮した。
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