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ラブホテルで密談

2025-03-19 00:00:00

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16

対象年齢:軽度な性的描写、流血表現あり

デイリー入賞: 166 位

「あ、あの・・・カメラマンさん。シャワー、浴びてきたわ・・・」 バスローブ姿のシリアちゃんが少し緊張した面持ちでベッドにやってきました。ここはシリアちゃんに連れ込まれたラブホテルの一室。私はラブホテルの利用経験なんてないので、部屋に入った後どうしていいのか分かりませんでした。でも浴室があるのは知っていたので、「とりあえず汗を流そうか。先に使いたい?」と聞いたら、「まだ怒りが治まんないから先に使っていい」と言われたので先にシャワーを浴び、シリアちゃんが身体を綺麗にしてくるのをベッドに腰掛けて待っていた次第です。とはいえ、私としてはシリアちゃんと行為に臨むつもりはないのですが。 「シリアちゃん、とりあえず座って」 私がベッドを示すと、シリアちゃんはそっと腰を下ろします。その表情は暗く、何となくですが「どうやって『やっぱりやめる』って言おうか」と考えていそうに見えました。なので私は、彼女を抱くつもりはないという事を分からせる意味でも早めに本題を切り出します。 「シリアちゃん、聞きたい事があるんだ。君は、本物のシリアルキラー・・・殺人鬼なんだね?」 「!」 私の雰囲気に気付いたのか、シリアちゃんの纏う空気が一変しました。年頃の女性らしい柔らかい雰囲気から、鋭く冷酷な犯罪者の気配へ。 「幽魅がね、紅と出会って記憶を取り戻したんだ。幽魅は言っていたよ。T山でキャンプしていた時に、君に大鎌で頭を・・・って」 「そう・・・思い出したのね」 シリアちゃんは私に殺気を向けるでもなく、静かに呟きます。 「聞かせて欲しい。どうして幽魅を・・・いや、町の皆を殺したりしたんだ?」 「・・・そうね、別に隠している動機ではないから話させてもらうわ」 それから、シリアちゃんは『いつ初めての殺人をしたか』『悪人の気配が分かる』『殺人鬼の血筋のルーツ』などなどを教えてくれました。幽魅とその恋人については偶然見かけて、二人ともかなり後ろ暗いところがありそうだったから狙ったとの事でした。そんな理由で殺しただなんて、もし間違いだったらどうするんだと怒りも湧きましたが、実際のところ二人とも悪事に手を染めていた訳ですから、何とももどかしい気分です。 「そういう理由で、よく旅先でもテロリンに遭遇して殺し合いになったりしてたの。紅とも何度も戦っているわ。後は邪神とか・・・まあ、これはカメラマンさんには関係ない話ね」 「邪神・・・」 何だか不穏な単語ですが、幽霊がいるくらいだしそういう存在もいるのかもしれない。でも私に関係ない話だと言うなら無理に深掘りする必要はないでしょう。 「やっぱり、私を警察に突き出すつもり?」 「・・・いや、無理だね。仮に通報しても、多分江楠さんが握りつぶすんじゃないかな」 「そう?あの悪魔、私が殺人鬼だって事を脅しのネタにしてるけど」 「言う事を聞かないなら死刑台に送るっていう脅しだと思うよ。実際シリアちゃんは江楠さんにとってかなり都合がいい駒として扱われてるんじゃない?だから江楠さんが不要だと思わない限り、手元に留めておこうとすると思うな」 「成程ね」 シリアちゃんは納得したように頷きます。私は出来ればシリアちゃんには殺しそのものを止めて欲しい所ですが、多分無理な相談なのでしょう。 「シリアちゃん、私には君という殺人鬼をどうにも出来ない。だけど、幽魅を殺した事は絶対に許さないから。他の被害者がどうかは知らないけど、幽魅はやり直せた。やり直すチャンスのある人間からそれを奪ったのは、君の罪だ。それは覚えておいて」 「・・・重く、受け止めるわ」 これで少しでも殺人衝動が抑えられるといいんだけど。 「今日、ラブホテルに大人しくついて来たのはその話をするためだったのね?最初から私を抱くつもりはなかったんでしょ」 「うん、まあね。抱くつもりがなかったのはそれ以外にも理由あるけど。シリアちゃん、まだ先輩の事好きなんでしょ?」 「それは・・・うん、好き」 「でしょ?他に好きな男がいるの分かってて抱くような真似は出来ないよ」 それを聞くと、シリアちゃんはベッドに寝転んでしまいます。 「・・・あなたって不思議な人ね。スケベかと思えば紳士なところもあって、大人のくせに妙に感情的な一面もあったりするし。でも、ちゃんとこっちの事を考えてるのは伝わるから居心地がいいのよね、あなたの隣。皆に好かれてるのはそういうところなのかしら」 「さぁ・・・私なりに思いやっているだけで、相手の気持ちが全部分かる訳じゃないから」 私も言いたい事は言ったので、話が途切れてしまいました。この後どうしよう。 「カメラマンさん、話が終わったなら今度は私の話に付き合って。先輩についての愚痴になるけど。来る途中のコンビニで買ったお酒とかおにぎりも消費しないとだし」 シリアちゃんがそう提案してくれたので、私とシリアちゃんは軽く飲酒し、軽食を摂りながら話し込み始めました。殺人鬼とは言っても彼女も恋する乙女、想い人に対して言いたい事は良い点も悪い点もいっぱいあるようです。そのまま時計の針はてっぺんを回り、いつしか私たちは寄り添うように眠っていました。 「ただいま~・・・」 「あ、おかえりお兄。朝ご飯は幽魅さんが作ってくれたから、それ食べて」 恐る恐る家に帰った私でしたが、意外にも玄葉の機嫌は普通でした。昨日はすごい顔してたのに。 「怒ってないの?」 「あの後、幽魅さんに頼んでお兄の様子を見てもらってたから。シリアちゃんに手を出すようなら何してでも止めてって言っておいたけど、『結局ずっと話ばっかりで夜中過ぎても何もエロい事しないで二人とも寝ちゃったから戻ってきた』って幽魅さんも帰って来たし」 ・・・そうか、夜は幽魅に見られてたのか。危ない危ない。実は朝になってからシリアちゃんが「散々愚痴った上に高いホテル代まで払わせて何も無しじゃ流石に悪いわ」って言い出し、ちょっとだけサービスしてくれたのですが、それは言ったら殺されそうだ。黙っとこ。 ※サービスの様子が気になる方は下記へ(R-18注意・3/19 00:01公開予定) 【R-18】シリアちゃんのサービス https://www.aipictors.com/r/posts/567764
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(masterpiece, best quality:1.3), illustration, (extream detailed), one girl, angel Descending

早渚 凪
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コメント

投稿
Crabkanicancer

2025-03-20 05:30:51
返信
早渚 凪

2025-03-20 07:09:58
返信
thi

2025-03-19 23:32:38
返信
早渚 凪

2025-03-20 07:09:54
返信
Jutaro009

2025-03-19 22:03:04
返信
早渚 凪

2025-03-20 07:09:50
返信
五月雨

2025-03-19 22:00:32
返信
早渚 凪

2025-03-20 07:09:46
返信
サントリナ

2025-03-19 14:25:01
返信
早渚 凪

2025-03-20 07:09:41
返信
もみ

なかなかのサービスをありがとうございます

2025-03-19 11:51:28
返信
早渚 凪

冷静に考えるとすごい事してます。今回はIF展開とかでもなくちゃんと起きた事ですし

2025-03-20 07:09:37
返信
白雀(White sparrow)

とても良いサービスでございました

2025-03-19 06:38:34
返信
早渚 凪

先輩大好きなシリアちゃんでも、何だかんだ凪には心を許しているのかも。

2025-03-20 07:08:20
返信

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。
基本はオリジナルキャラで、まれに二次創作作品を投稿します。オリジナルキャラに関しては、エロ系・グロ系含み完全コラボフリーですので気軽に連れて行ってください。
年齢区分は全年齢~R-15を中心に投稿します。R-18作品もたまに投稿しますが、現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っていますので、規約違反を含むR-18作品(性器描写等)は投稿できません。
ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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