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ビキニ作戦発動──されるとは言ってない

2025-07-05 04:32:12

DALL-E3

DALL-E3

2025-07-05 04:32:12

DALL-E3

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40

対象年齢:軽度な性的描写、流血表現あり

デイリー入賞: 29 位

ウィークリー入賞: 171 位

参加お題:ビキニ
魔王さま、ジャージ令嬢、白雀ちゃんに、少尉が助けられます。 ありがとうございます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「明日はビキニだぞ。覚悟をきめろ!」 南国の空にアロハが映える、魔王さまの軽い一言だった。 アロハシャツの白地には薔薇が揺れ、赤いインナーカラーの髪が南風に舞う。 ビーチでスイカをつつきながら、青い瞳でにやりと笑うその姿は、まさに“神々しいが信用ならぬ”。 だが。 ――その一言が始まりだった。   「……ビキニ……ビキニ……やはり来たか……!」 その夜、ブロント少尉の脳内では、セピア色の戦慄が流れ始めていた。 ※妄想映像: 《BIKINI 1946》の文字が踊るポスター。 セピア色の空、長門型戦艦の残骸、飛来するB-36、そしてそれを見上げる軍服の少女――。 「“ビキニ”……太平洋に浮かぶ呪われた環礁、すなわち《BIKINI》……! ビキニ……、実験……いや、NBC兵器……! くっ、我々はまた試されるのか!」 ブロント少尉、完全に誤解していた。   翌朝―― 太陽がまぶしく照りつける、アイピク島の美しいビーチ。 チェルキーが砂浜で自作の魚焼きグリルを調整し、白雀ちゃんがビーチパラソルの下でうたた寝し、 魔王さまは浜辺で詩的にバレーボールをスパイクしていた。 そして。 「……来たわね……また変なのが」 金髪ドリルをなびかせたレイちゃんが、サングラス越しに呆れを込めてつぶやいた。 ブロント少尉、登場。 その姿は―― 冬季用軍服、NBC対応コート、オーバーズボン、手袋、マフラー、三重マスク、スカーフ、そして頭には防眩ゴーグル。 手首と足首はビニールテープで完全封鎖。 砂浜というより、戦場に現れた謎のフルアーマー戦士である。 「対NBC個人装備Type-BKN、展開完了ッ……ッハァ、ッハァ……」 周囲の視線? もはや気にしていない。何かと戦っているのだ、この少女は。 「おっ、少尉はどこに逝くつもりじゃ?」 「……何してるの、あの人」 「(……暑いチュン……すでに動きが怪しいチュン……)」 「これは……、訓練じゃない。暴走だよ」 ざわめく仲間たち。だが止める間もなく、ブロント少尉は5歩ほど進み―― 「ふっ……! 南洋の業火(フレア)よ、私を試すか……だが……これしきの……」 ――ズシャッ!! 倒れた。 装備重量、内部温度、密封環境、体力の限界。 全てが揃い、ブロント少尉は浜辺のど真ん中で崩れ落ちたのだった。   (中略:皆の懸命な看護の結果、命に別状なし)   木陰に移されたブロント少尉。 Type-BKNは全て脱がされ、魔王さまの氷水で冷却された彼女は、天井―いやヤシの葉を見上げていた。 「おっ、気付いたようじゃの」 「うん、異常はない・・・・ね。お水もうちょっと飲む?」 チェルキーが麦茶の入ったカップを手渡しながら言う。 「……あれ……私は……生きて……?」 「まったく、なに勝手に一人で戦場気取ってやがりますの?」 隣に座るのは、赤いジャージに水着を合わせたスポーティお嬢様、レイちゃん。 サングラス越しに、じとっと見下ろしている。 枕元には、モフモフふわふわの大きな白雀?が心配そうに首を傾げている。 「せっかくのビキニデーなのに……なんですのその格好」 「チュン?」 「……ビキニ……?」 「そう。“水着”の日ですわよ。誰も核実験なんて言っておりませんでしょう?」 「な、なんだと……?」 ブロント少尉はハッとして、自身の服の下を確かめた。 そこには――まさかの、水着。しかもライトグリーンのハイレグビキニ。 「……私たちが着替えさせたんですよ。放っておいたら蒸しブロントが完成してましたので」 「下に水着着ておったから楽じゃった」 「……そうか、私は……救われたのですね……防護服の下にビキニを着ておけば万全、その判断が効を制しました……」 「判断力の方向性が間違っていますわよ!」 「なんじゃ、結局お主もその気だったのではないか」 ブロント少尉、しばし黙り――そして、苦笑した。 :「……ふふ。しかし、こうして涼めるのも、悪くないですわね――皆様方には、感謝尽くしてもたりませんことですわ」 「……お嬢様口調おやめくださいませ」 「やれやれ……次は“パレオ”って言って、みるかの?」 「チュン・・・・・(パラオの間違いちゅん?)」 浜辺に涼風が吹く。 ふわふわと、白雀ちゃんの羽が揺れ、魔王さまのアロハが舞う。 そして、今日もまた、アイピク島は平和だった。 ――ビキニ装備の下に、軍人の魂を秘めながら。

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さかいきしお
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コメント

投稿
仮免許練習中

2025-07-06 13:20:28
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T.J.

2025-07-06 12:03:41
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Ken@Novel_ai

2025-07-06 09:04:04
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国道23号

2025-07-06 03:40:09
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white-azalea

2025-07-05 23:56:04
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thi

水爆実験でなくて良かったです

2025-07-05 23:47:16
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gepaltz13

2025-07-05 22:59:07
返信
アイコス・イルマ

2025-07-05 22:35:59
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五月雨

シロチュンも着替えのお手伝いしたのですの?(#^ω^)ピキピキ

2025-07-05 22:00:51
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白雀(White sparrow)

今日も出演ありがとうございます♪ 毎日少尉の周りは賑やかですね。しかし,レイちゃんもずっとそのジャージで暑くない?

2025-07-05 21:29:53
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ガボドゲ

2025-07-05 20:04:46
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クマ×娘 D.W

作り込みが凄いし、面白い!ブロント少尉の軍人魂お見事ですw😊

2025-07-05 15:27:23
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成年自由党

2025-07-05 12:52:52
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みやび

常在戦場の心意気は見事じゃがのんびり楽しむのも大事なのじゃぞ~?

2025-07-05 12:17:21
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ucchie2772

2025-07-05 10:44:20
返信
うろんうろん -uron uron-

2025-07-05 09:57:02
返信
もみ

2025-07-05 08:55:04
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翡翠よろず

2025-07-05 08:16:08
返信
Anera

夏はビキニ!

2025-07-05 07:10:42
返信
えどちん

2025-07-05 06:32:41
返信

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