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天への敬礼

2025-08-10 03:37:19

NovelAI

2025-08-10 03:37:19

NovelAI

42

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 11 位

参加お題:宇宙
アイピク島、白い砂浜。 太陽が真上から照りつけ、砂がまぶしく光る。 ブロント少尉は真剣な面持ちで空を見上げ、右手を額に添えて敬礼を繰り返していた。 富士見軍曹が苦笑混じりに声をかける。 「少尉、誰に向かって敬礼してるんですか? 空にでも礼を尽くしてるつもりですか?」 少尉は静かに答えた。 「軍曹、地に足を着けて生きる以上、天に見守られていることを忘れてはならないと思いまして」 軍曹は眉をひそめて言う。 「おてんとうさま気にするのはいいけど、その奇妙な敬礼、周りの人に見られてますよ。気をつけてくださいよ」 少尉はふと気づいたように微笑み、もう一度敬礼した。 その頃、宇宙から見つめる衛星の、管制室。 偵察衛星のモニターに映る少尉の姿にオペレーターたちは騒然としていた。 「やばい、あの敬礼……完全に気づかれてる!」 「すぐに撮影中止しろ!」 映像の中の少尉は口を動かす。モニター越しに、まるで「次はそっちの番だ」と伝えられたかのように見えた。 オペレーターたちは固まってしまい、慌てふためく。 「これはまずい、完全に発覚した!」 管制室は一瞬の静寂の後、無言のまま微妙な空気に包まれた。 しかし実際の少尉の言葉は―― 砂浜で敬礼しながら、ふと少尉は呟いた 「……お腹空いたな。ごはんなにかな」 富士見軍曹は苦笑いを浮かべながら少尉の背中を見送った。 「まあ、敬礼は好きにしてください。食事に感謝するのは大事ですからね。  でもまあ、周囲の視線も気にしてくださいよ」 少尉は無邪気に空を見つめ、ふわりと答えた。 「はい、わかりました」

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さかいきしお
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コメント

投稿
thi

2025-08-11 23:43:30
返信
white-azalea

2025-08-11 18:41:17
返信
Kinnoya

🫡

2025-08-10 20:55:33
返信
CherryBlossom

2025-08-10 20:53:55
返信
五月雨

狙い撃つのですわね!

2025-08-10 20:36:13
返信
さらさ

お腹www

2025-08-10 17:22:19
返信
クマ×娘 D.W

むやみに敬礼出来ないですねw

2025-08-10 16:05:05
返信
白雀(White sparrow)

2025-08-10 15:37:23
返信
謎ピカ

2025-08-10 15:06:01
返信
ぷらゔぁ

2025-08-10 13:33:03
返信
サントリナ

2025-08-10 13:27:01
返信
kacky333

2025-08-10 11:40:48
返信
999fun

2025-08-10 10:15:01
返信
うろんうろん -uron uron-

感謝の敬礼ニャ〜♪

2025-08-10 10:04:19
返信
もぐっちー(mogucii)

2025-08-10 09:56:49
返信
ippei

空を飛ぶ(?)人間がいるという情報を聞きつけ、衛星を使って監視をしているのですね

2025-08-10 09:02:24
返信
しぃろ@リィルゥ&桃音&れもん

2025-08-10 08:37:59
返信
翡翠よろず

2025-08-10 08:27:49
返信
えどちん

2025-08-10 06:15:45
返信
伊集みかん

2025-08-10 05:41:25
返信
ガボドゲ

2025-08-10 04:55:52
返信
gepaltz13

2025-08-10 04:34:47
返信
みやび

おてんとうさまに感謝なのじゃ~

2025-08-10 03:58:27
返信
もみ

2025-08-10 03:39:14
返信

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