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ツンデレ・カップケーキ作戦

2026-03-17 22:51:21

NovelAI

2026-03-17 22:51:21

NovelAI

5

対象年齢:全年齢

参加お題:ツンデレ
賢者の学院、食堂棟の一角。 調理実習室の前で、チェルキーは立ち止まっていた。 緑髪のポニーテールを揺らしながら、小柄な体を少し傾ける。 「……?」 目の前の光景が、理解できない。 そこに立っているのは―― 「べ、別にアンタのために作ったんじゃないんだからね!」 メイド服のシャーリーだった。 白いヘッドドレス。 黒のメイド服。 そして肩には、スカウト科助教の赤いマント。 ――いや。 おかしい。 チェルキーは目を細める。 「シャーリー先生?」 「な、なによ」 「その格好、何?」 「べ、別に! 趣味よ!」 「へぇ」 少し考える。 そしてもう一つ気づく。 シャーリーは顔を赤くして、そっぽを向いている。 ……が。 口元だけが、妙にニヤついている。 (絶対なんか企んでる) チェルキーは即座に判断した。 「ほ、ほら!」 シャーリーがトレーを突き出す。 そこには小さなカップケーキがいくつも並んでいた。 「アンタにあげりるわ!」 「え?」 「べ、別にアンタのためじゃないんだから!」 「いや、今アンタにあげるって言いましたよね」 「うるさい!」 チェルキーの頭の上に、見えない「?」が浮かぶ。 (なんだこれ) まあいい。 料理人としては、味は気になる。 チェルキーは一つつまむ。 「……いただきます」 一口。 もぐ。 もぐ。 シャーリーが、ちらちらこちらを見ている。 やたらと芝居がかったツンデレポーズで腕を組んでいる。 (何の芝居なんだろう) チェルキーは考えながら咀嚼する。 一方。 廊下の端では、一人の学生が立っていた。 茶色の髪。 長い前髪で目元は見えない。 学院の学生服。 中肉中背の、特徴のない青年。 (……) 彼は無言で光景を観察していた。 スカウト科。 王宮筋。 幸運神のプリースト。 シャーリーは監視対象だった。 (で) 目の前の光景。 メイド服。 ツンデレ。 カップケーキ。 (……) 数秒考える。 結論。 (くだらん) 青年は静かに踵を返した。 「……」 チェルキーは飲み込んだ。 少し考える。 そして言った。 「普通に美味しい」 その瞬間。 シャーリーが飛び出した。 「そ、そうでしょう!?」 満面の笑顔。 目キラキラ。 身を乗り出す。 完全にツンデレ演技が消えている。 チェルキーはしばらく黙った。 そして言った。 「先生」 「な、なに?」 「さっきのツンデレは?」 シャーリーは一瞬固まった。 「……」 「……」 「……演技」 「ですよね」 チェルキーは二つ目のケーキを取った。 「もう一個いいですか?」 シャーリーは満足そうに頷いた。 「ふひひ」 やっぱり何か企んでいる顔だった。

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さかいきしお
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コメント

投稿
ai大好き1192

2026-03-17 23:02:02
返信
サントリナ

2026-03-17 22:58:58
返信

1268投稿

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