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【旅】探索者の旅の果て

2026-05-16 00:00:00

GeminiNanoBanana

2026-05-16 00:00:00

GeminiNanoBanana

31

対象年齢:軽度な性的描写、流血表現あり

デイリー入賞: 59 位

参加お題:
【1枚目】 「やった・・・これはきっと、すごいお金になるぞ!」 ダンジョン探索を生業とする探索者の俺は、長い旅の果てに人生初の大当たりを引いたようだ。最深層の隠し部屋、そこにあった宝箱の中身は見た事も無い豪華な剣だった。 「不思議な光を放っている・・・魔法の力が込められているのかもしれないな。とても貴重な剣に違いない」 そう思ったのは、ここに来るまでにたくさんの仕掛けや罠があったというのもある。だが、やはり剣が持つ圧倒的なオーラがそう感じさせたのだ。 「よし、これ以上の収穫はないだろう。早く脱出して、大きな町の鑑定屋に持って行こう」 もちろん、帰り道でも危険な魔物などに注意しなくてはならない。無事に帰るまでが探索なのだ。俺は剣を鞘に納めると、立ち上がって振り向いた。 すると丁度その時、三人組が隠し部屋に入ってきた。 【2枚目】 「えっ」 思わず声を上げた俺を、その三人は値踏みするように見てくる。彼らは男戦士と女魔法使いが一人ずつ、そして真ん中の男は豪華な鎧や盾を装備し、キズ一つない姿だった。 「おい、その剣をこっちに寄越せ」 唐突に、その豪華な身なりの男が言った。ありえない。ダンジョンの宝物は、早い者勝ちと相場が決まっている。 「これは俺が見つけた宝だぞ!横取りするつもりか!?」 「横取りだと?違うな、見て分からないのか」 男は豪華な装備を見せつけるようにポーズを取る。何がしたいのか分からないので、黙って見ていると戦士がじれたように口を開いた。 「この方はな、魔王を倒すための旅を続けている勇者様だ!」 「ゆ、勇者?」 聞いた事はある。すごく強い冒険者で、次々と各地で魔物を倒している男だと。この男がそうなのか。 「このダンジョンにはね、遠い昔に封印された伝説の剣があるって言い伝えを聞いて来たのよ。そう、アンタが持ってるソレね」 魔法使いは俺の持つ剣を指差した。俺が剣に視線を落としていると、勇者が口を開いた。 「伝説の剣は、当時の勇者が魔王を封印するために使っていたものだ。俺が装備しているこの盾や、鎧もそうだ。魔王を封じるため、伝説の装備を集めているところなんだよ」 「そうだ!魔王を倒すためには、その剣が必要なんだ!分かったらさっさと寄越せ!」 「アンタみたいなしょぼいトレジャーハンターが持ってても意味ないのよ。元々、剣は勇者様のものなんだしね。ほら、早く」 矢継ぎ早に三人がかりで言葉をぶつけてくる勇者一行。事情は分かったが、それならせめて代金が欲しい。 「分かった、剣を渡すよ。でも、これを見つけるのには相当の苦労をしたんだ。これを鑑定屋に持ち込んだ時に俺がもらえるはずだった分の金は払って欲しい」 「ほう・・・」 俺の提案に、勇者一行は邪悪な笑みを浮かべ、俺を取り囲んだ。 「勇者一行から金を巻き上げようとは、貴様さては魔王の手先だな?」 「もしや剣をあらかじめ盗むつもりだったのか!?許せん!」 「それが失敗したから、せめて路銀を奪おうと言うのね?誰がその手に乗るもんですか」 違う、そんな事は考えていない。そう言おうと思ったが、あっという間に勇者が距離を詰めて来て俺の腹部に拳を叩き込んだ。俺はたまらずその場に倒れる。 さらに、勇者は追撃として俺の利き腕を踏みつぶした。俺の関節から嫌な音が響く。 「剣は貰っていくぞ。慈悲だ、命までは取らないでやろう」 「勇者様のお慈悲に感謝して、これからは人間に迷惑をかけないように暮らすんだな!」 「勇者様、さすがの優しさですぅ!一生ついて行きます!」 三人は剣を奪うと、痛みに悶える俺にはもう目もくれずダンジョンを後にした。 【3枚目】 それから数か月後。勇者が魔王を倒して封印したという知らせが国中を駆け巡った。魔王封印によって、各地の魔物もこの世から消え去ったらしい。 勇者一行は王城に呼び出され、その功績を称えられ多くの財宝と権力を与えられたという。その手には、あの日俺から奪い取った剣が誇らしげに輝いていたそうだ。 「世界は平和になった・・・もう魔物に怯える人もいなくなるし、町や村が焼かれる事も無い。だけど・・・」 俺は勇者にやられた腕の怪我が原因で探索者を引退し、今は実家に戻り不自由な腕で畑仕事に精を出して暮らしている。生活は、苦しい。 「俺の旅は、なんだったんだろう」

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早渚 凪
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コメント

投稿
たぬ仮面

命まで取られなかったことを運がよかったとするべきか… この調子だとお使いクエストの類はすべてスキップしてそうな勇者パーティですね😊

2026-05-16 22:01:14
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早渚 凪

多分、伝説の剣が見つかってテンション上がって気分が良かったので見逃してくれたのでしょうね。 お使いクエストは多分やらないでしょうね・・・無駄にプライド高そうな勇者だし、なまじ腕が立つものだから注意できる人間もそうはいないしで、各地で好き勝手に振舞っているのが想像できます

2026-05-17 00:32:30
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白雀(White sparrow)

なろう小説ならここからざまぁ展開が定番ですが現実は非情である…

2026-05-16 19:41:36
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早渚 凪

私はなろう系が嫌いですから、この後も逆転劇とかは無いですねぇ。勇者一行は当代もその子孫もずっともてはやされて幸せに暮らす事でしょう。 RPGなどで「代々受け継いで来た伝説的なアイテム」をぽっと出の主人公たちに持って行かれる人も、こんな空しい気持ちを抱えているのかも知れない。そんな想像から生まれた作品です。

2026-05-17 00:31:02
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Rin

2026-05-16 16:36:31
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早渚 凪

2026-05-17 00:28:57
返信
うろんうろん -uron uron-

2026-05-16 08:29:08
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早渚 凪

2026-05-17 00:28:53
返信
翡翠よろず

2026-05-16 08:12:29
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早渚 凪

2026-05-17 00:28:43
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もみ

2026-05-16 07:53:56
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早渚 凪

2026-05-17 00:28:32
返信
ippei

2026-05-16 07:37:10
返信
早渚 凪

2026-05-17 00:28:19
返信
mooooooooo1230

2026-05-16 05:49:53
返信
早渚 凪

2026-05-17 00:26:51
返信
thi

ここからざまぁ展開になるのですね

2026-05-16 01:52:37
返信
早渚 凪

いいえ、なりませんよ。勇者一行は世界的な偉人として祀り上げられたまま幸せな人生を送りますし、主人公の男にはパッとしない人生が待っています。 現代社会に置き換えるとこれは「漫画や小説」などが近いかも。いくら作品を熱心に練り上げていた人でも、先に他の人が似たようなものを発表してしまえば、後から何をやっても世間からは「二番煎じ」「パクリ」と言われる。そういったままならない事を描いた作品なので。

2026-05-17 00:26:37
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みやび

厳しいことを言うが命があるだけマシだったと考えるべきではないかのう~? 古来より名剣などはトロフィーとして幾多の英雄たちの手を渡ってきたというし… …話は変わるがよさげな剣じゃのう?(乱入)

2026-05-16 01:34:00
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早渚 凪

話変わってないw この世界の魔王は倒せた勇者パーティでも、異世界からの魔王様はさすがに倒せないと思われますねw ただ、剣を勝ち取ったところで魔王様と勇者の剣という相性の関係で「この武器は装備できない」にならないのかが心配ですな

2026-05-17 00:21:26
返信
Anera

2026-05-16 00:37:38
返信
早渚 凪

2026-05-17 00:18:48
返信
ai大好き1192

2026-05-16 00:04:54
返信
早渚 凪

2026-05-17 00:18:39
返信

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。
基本はオリジナルキャラで、まれに二次創作作品を投稿します。オリジナルキャラに関しては、エロ系・グロ系含み完全コラボフリーですので気軽に連れて行ってください。
年齢区分は全年齢~R-15を中心に投稿します。R-18作品もたまに投稿しますが、現在はサイト内生成+Google AIのみでイラスト生成を行っていますので、規約違反を含むR-18作品(性器描写等)は投稿できません。
ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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