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つばさ~片翼の落ちた場所、君の隣~

2026-05-21 00:00:00

2026-05-21 00:00:00

30

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 59 位

参加お題:つばさ
【1~4枚目】 静寂が支配する、銀の世界樹の聖域。 冷たい夜風が、彼女の白銀の長い髪と、ハラハラと零れ落ちる漆黒の羽を揺らしている。 天界を追われ、さらに醜悪な人間の欲望によって、もう一方の翼を奪われた少女――彩葉(あやは)。 彼女は剥き出しになった太ももを抱え込むように、小さくしゃがみ込んでいた。 激痛と恐怖に耐えながら、近づいてくる足音に気づいて顔を上げる。 捉えたのは、右が金、左が赤のオッドアイ。 涙の膜の向こう側には、人間への深い猜疑心と、激しい警戒の炎が揺らめいている。 かすかに頬を赤らめているのは、怒りか、それとも己の無力さへの悔しさか。 彼女は壊れそうな体を震わせながら、目の前に立つ「あなた」を睨みつけた。 「……ッ、誰……!? お願い、それ以上近づかないで……!」 「その、手に持っているものは何……?  私の、私の残ったこの黒い羽も……奪いに来たの?」 「あの、私の翼を引きちぎった冷酷な人間たちの……仲間なんでしょう!?」 「……え? 違う……? 私を、助けに来た……?」 「嘘よ……信じられない。  だって、人間はみんな私のこの『黒い翼』を不吉だと言って天界から追い落として……」 「地上に落ちた私を囲んで、笑いながら片方の翼を……っ」 (きゅっと自分を抱きしめる手を強める) 「私はただ、彩葉として静かに生きていたかっただけなのに。  このオッドアイも、この黒い羽も、私のすべてを拒絶して、弄んで……!」 「……あ。……ごめんなさい、大声を出すつもりじゃなかったの。  でも、もう誰も信じられなくて……」 「……本当に、私を傷つけない?  この、片方しかなくなってしまった、醜い黒い羽の私を……置いていかないでくれる……?」 「あなたのその手……温かい。  天界の誰よりも、私を裏切った人間たちよりもずっと……」 「……少しだけ、このままでいさせて。  傷が癒えるまで、あなたのそばに……」 【5枚目】 夜の静寂が包む、銀の世界樹の根本。 あれほど激しく震え、敵意と恐怖の涙を浮かべていた彩葉の前に、あなたはただ静かに膝をついた。 手袋を外し、武器も持たず、両手を広げて「決して傷つけない」と無言の意思を示す。 そして、懐から取り出した清らかな聖水と白い包帯を、そっと彼女の傷ついた肌へと近づけた。 びくっと身体を硬くする彩葉。 しかし、あなたの手から伝わるのは、かつて彼女を虐げた人間たちの冷酷な欲望ではなかった。 ただただ彼女の痛みを労わる、不器用なほどの優しさと温もりだった。 激痛が走る右肩の傷跡に、そっと包帯が巻かれていく。 彩葉のオッドアイが、驚きと、戸惑いと、そして微かな救いを見出したように、じっとあなたの顔を見つめていた。 「……っ。痛っ……。あ……ごめんなさい」 「驚いただけ、なの。  あなたが、あまりにも優しく私の傷に触れるから……」 「冷たい聖水が、傷に染みて……  でも、そのあとにあなたの手の温かさが伝わってきて……不思議と、痛みが和らいでいくみたい……」 「どうして……? どうしてあなたは、私を怖がらないの?」 「天界の者たちすら不吉だと忌み嫌った、この真っ黒な片翼を……。  どうして、そんなに愛おしそうに見つめるの……?」 「人間はみんな、奪うことしか頭にない恐ろしい生き物だと思ってた。  でも……あなたの瞳は、私を傷つけた奴らとは全然違う」 「とても静かで、澄んでいて……まるで、この世界樹の光みたい」 「……あ。包帯、綺麗に巻いてくれてありがとう」 「不器用だけど……一生懸命、私のためにやってくれたんだね」 (ほんの少しだけ、張り詰めていた表情が和らぐ) 「まだ、人間を全部信じることはできない……」 「だけど、あなたのことだけは……信じてみても、いいのかな……?」 「ねえ、視聴者くん。  私……もう天界には戻れないの。行く場所も、帰る場所も、どこにもないの……」 「だから……私の傷が癒えるまで、ううん、傷が癒えたその先も……」 「ずっと、あなたのそばにいさせて……?」 【6枚目】 かつて冷たい涙を流し、世界樹のうろに閉じこもっていた彩葉の姿は、もうどこにもない。 差し込む柔らかな木漏れ日の中、彼女の白銀の髪が穏やかな風にサラサラと揺れている。 右肩の傷跡はきれいに癒え、左の背中にある漆黒の片翼は、誇らしげに、そして優雅に羽ばたいた。 ヘテロクロミア――右の金の瞳と、左の赤い瞳。 かつて猜疑心と恐怖に染まっていたその双眸には、今、目の前に立つ「あなた」への、あふれんばかりの愛おしさと深い信頼の光が満ちている。 あなたは、今日も変わらず彼女の隣にいる。 彩葉は少しだけ頬を赤らめ、はにかむような、けれど心の底からの最高の笑顔をあなたへと向けた。 「ねえ、視聴者くん。さっきね、ふと思ったの」 「……あの時、天界を追われて、右の翼を奪われて、世界樹のうろで一人で泣いていた私のこと」 「あの時の痛みなんて、もうとうの昔の記憶になっちゃったな、って」 「……あ、別に強がってるわけじゃないよ?  本当に、もう全然痛くないの」 「失った翼は二度と戻らないし、私はもう二度と、天界の空を両翼で飛ぶことはできないけれど……」 「...でもね、不思議と悲しくないの。だって――」 (一歩近づいて、あなたの服の袖をきゅっと掴む) 「だって、あの絶望の真っ暗闇の中から、私を連れ出してくれたのはあなただから」 「みんなが不吉だって言ったこの黒い片翼を、『綺麗だ』って言って、ずっと隣で支え続けてくれたのは、あなたでしょう?」 「……だから、その……ありが、とう」 「……っ、もう! 変な顔で見ないでよ! 照れるじゃん……っ!」 「もう、からかわないでってば! 私、すっごく真面目にお礼を言ってるんだからね?」 (ぷくっと頬を膨らませてから、すぐに嬉しそうに微笑む) 「天界にいた頃の私より、片翼を失って、あなたの隣で笑っている今の私の方が……ずっと、ずっと幸せ」 「これ、一回しか言わないから、ちゃんと覚えておいてね?」 「これからも、私の特等席はあなたの隣」 「……どこにも行っちゃダメだからね、私の大切な、お医者さん?」 「つばさ~片翼の落ちた場所、君の隣~編おわり」

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そごるん
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コメント

投稿
999fun

2026-05-31 20:08:28
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そごるん

2026-05-31 21:54:36
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ガボドゲ

2026-05-24 15:28:17
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そごるん

2026-05-24 18:54:41
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にししん

2026-05-21 21:12:08
返信
そごるん

2026-05-21 21:38:41
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ai大好き1192

2026-05-21 17:23:37
返信
そごるん

2026-05-21 17:53:13
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Rin

2026-05-21 08:00:36
返信
そごるん

2026-05-21 09:59:06
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LuneHeart

2026-05-21 07:23:00
返信
そごるん

2026-05-21 09:59:03
返信
もみ

2026-05-21 06:41:41
返信
そごるん

2026-05-21 06:50:04
返信
もぐっち

2026-05-21 06:23:51
返信
そごるん

2026-05-21 06:50:01
返信
しるばん

2026-05-21 05:14:55
返信
そごるん

2026-05-21 06:49:59
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すえん💫

2026-05-21 03:27:43
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そごるん

2026-05-21 06:49:56
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みやび

2026-05-21 02:44:48
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そごるん

2026-05-21 06:49:53
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サントリナ

2枚目の彩葉ちゃん、大胆に座っていますな🤤

2026-05-21 00:08:22
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そごるん

鉄壁の守り発動、バーリア!!

2026-05-21 00:32:05
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Thank you for visiting.
I am an ordinary working person who generates hobby pictures in my free time, and I am an amateur who started AI generation in March 2024. I just let my child play with dolls every day!

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