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【歴史:『1355年10月22日、ミランドの農民が見上げた黒太子』】

2026-07-04 11:00:14

2026-07-04 11:00:14

24

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 141 位

1355年10月、百年戦争のただ中で、エドワード黒太子はガスコーニュを出発し、フランス南部ラングドック地方へ向けて進軍しました。 このとき黒太子が実行したのが、“騎行(Chevauchée)”と呼ばれる独特の戦術です。 騎行というのは、都市を占領したり、 敵軍と正面から戦って勝利するための作戦ではありません。 もっと冷徹で、もっと現実的で、 庶民にとってはたまったものではない戦術です。 騎行の目的は、敵国の経済と生活基盤を徹底的に破壊すること。つまり逆焦土作戦です。 黒太子軍は進軍しながら、農村や家屋を焼き払い、収穫された穀物や家畜を奪ったり殺したりしていきます。 それによって、敵国の領主や都市が 兵を養うための資源を失い、戦争を続ける力そのものが削がれていくことを狙ったのです。 黒太子軍は10月上旬にボルドーを出発し、アルマニャック伯領を横断しながら破壊を続け、10月22日にはミランド周辺へ到達しました。 さらに進軍を続け、11月7日には地中海沿岸のカネへ到達します。 ここが騎行の折り返し地点となり、黒太子軍は11月中旬までにガスコーニュ方面へ戻りました。 この騎行の結果、ラングドック一帯は深刻な被害を受け、農村は荒廃し、領主たちは収入源を失い、フランス側の戦争継続能力は大きく揺らぎました。 黒太子の騎行は、戦場での勝利以上に、“敵国の生活そのものを破壊する”という戦争の冷酷な現実を象徴する出来事だったといえるでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●今回はフランスの名もなき人々から見たエドワード黒太子を描いてもらいました。黒太子が通った地域の人々にとって、騎行は“災厄が通り過ぎる”という感覚に近かったのではないかと思いまして、このテーマを選んでおります。以前の『1346年8月26日、ロングボウ兵が見上げた黒太子』(2枚目)と対になる作品です。 ●『1346年8月26日、ロングボウ兵が見上げた黒太子』(投稿文付きはこちら) https://www.aipictors.com/posts/763345 ●エドワード王子は「黒太子」の異名で知られますが、黒い鎧を着ていたかは微妙なところでして、棺桶の彫刻をベースにその姿を描いているのですが、時間帯を夜に設定し、炎上する村のなかに浮かび上がらせることで鎧を黒く見える感じにしてみました。

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コメント

投稿
なおたそ

2026-07-05 01:44:50
返信
Gempalt

すばらしい!いただきました!ありがとうございます!

2026-07-05 11:24:07
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tare_koala

発電所を攻撃するのと変わらない。

2026-07-04 23:39:08
返信
Gempalt

いいね、ありがとうございます! 黒太子の騎行は結構斬新だったみたいですね!戦術的には初の試みだったようですが、、、当時の生活、過酷すぎますわ。。。

2026-07-04 23:59:17
返信
みやび

2026-07-04 11:45:15
返信
Gempalt

Cool!ありがとうございます!

2026-07-04 13:05:48
返信
これぞ奇跡

AIは西洋史が結構無難に出してくれますよね、逆に古代東洋は絶望的に下手・・・。

2026-07-04 11:18:09
返信
Gempalt

そうなんですよね。学習していないのか、する気がないのか。。。甲冑に関しては、一応GPTでは中国系は秦代のラメラーや唐代の明光鎧は出せるっぽいのですが、日本は見事に大鎧以降の甲冑にされます(´・ω・`) さらに顔つきは完全にのっぺり顔にされてしまいますね。。。あと、描画スタイルで変わったりもするのかもしれないので、いろいろやってみるつもりです(^^;

2026-07-04 11:38:09
返信

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"I have no formal background in art or writing, but through deep conversations with AI about my inner fantasies, these works were born."

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