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信心深い神官たち

2026-08-17 10:15:12

Gemini

2026-08-17 10:15:12

Gemini

50

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 15 位

参加お題:いなり
 ――ダブル・フォーチュンキック!  ドゴォッ!!  至高神狂信者たちをまとめて蹴散らしたシャーリーとダキニラ。 「おのれ、悪魔神官団め! 逃がすな!」  背後から怒号が響く。  だが、二人は慌てない。 「予定通りですね」 「うむ。では、参ろうか」  二人が向かったのは、あらかじめ用意してあった潜伏先。  神社の門前にある、いなり寿司の屋台である。  そこには、すでに衣装も揃えてあった。  ダキニラは学院の制服を脱ぎ、白い小袖に赤い袴の巫女姿へ。 「うぷぷ、これなら完璧だね~」  一方のシャーリーは――着替えない。  黒い学院スカウト科の制服。  金の装飾。  そして深紅のロングマント。  昨日の「悪魔神官団」の姿そのままである。 「……シャーリーは?」 「私は客ですから」 「なるほど」  それでいいらしい。  やがて、遠くから聞き慣れた怒号が響いてきた。 「いたぞ! この辺りだ!」 「悪魔神官団を探せ!」  立派な兜。  光り輝く白銀の鎧。  胸元には巨大な光十字の聖印。  東洋風の神社にはあまりにも場違いな、至高神の狂信者たちが境内へ駆け込んでくる。 「おのれ、どこにいった! 悪魔ども!」 「この辺りに潜んでいるはずだ!」  そのすぐ脇で。 「うぷぷ、おひとつどうですか?」  ダキニラが笑顔でいなり寿司を差し出す。 「いらん!」  狂信者はそれどころではないとばかりに走り去った。  そしてシャーリーは。  深紅のマントをなびかせながら、何食わぬ顔でいなり寿司を一つ。  ぱくり。 「うひひ……ここのいなり寿司は、なかなかいけますぞ~」 「うぷぷ、そうだね~」  二人は顔を見合わせる。  そのすぐ横には、神社を守る二体の狐像。  その首には――。  黒い仮面。  片方には「悪」。  もう片方には「魔」。  昨日まで二人が被っていた、あの仮面である。  だが狂信者たちは、そんなことには気づかない。 「いないぞ!」 「もっと奥を探せ!」 「おのれ……いったいどこへ消えた!?」  目の前にいる。  ついさっきまで戦っていた二人が。  片方は狐巫女としていなり寿司を売り。  もう片方は悪役そのものの格好で、それを食べている。  しかも証拠の仮面まで、すぐ隣に置いてある。  それでも――気づかない。 「……行ったね」 「うむ」 「もう一つ食べる?」 「いただきましょう」  シャーリーは、また一ついなり寿司を手に取った。 「うひひ」 「うぷぷ」  悪魔神官団の潜伏作戦は、今日も実に順調であった。

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さかいきしお
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コメント

投稿
Ken@Novel_ai

2026-08-18 07:04:00
返信
早渚 凪

もはや認識阻害

2026-08-18 00:22:43
返信
guest

2026-08-17 23:43:39
返信
tare_koala

2026-08-17 22:24:32
返信
Rin

2026-08-17 21:00:06
返信
翡翠よろず

2026-08-17 20:18:59
返信
もぐっち

2026-08-17 19:13:08
返信
ucchie2772

2026-08-17 18:27:16
返信
琴美ちゃん

2026-08-17 17:35:00
返信
みやび

ひとつくださいな~♪

2026-08-17 14:37:12
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Anera

2026-08-17 14:21:22
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白雀(White sparrow)

2026-08-17 12:54:58
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成年自由党

2026-08-17 12:44:01
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杖先なぎ

2026-08-17 12:30:30
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kacky333

2026-08-17 12:20:26
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えどちん

2026-08-17 12:20:15
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しるばん

2026-08-17 10:51:45
返信
アーマーブレイクりょな伯爵

いなり寿司を差し出す

2026-08-17 10:26:50
返信

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