長靴ノワール 第七話『図書室の怪』― 結・待つニャ! ―
2026-09-03 20:24:06
対象年齢:全年齢
参加お題:図書館猫
図書室を騒がせていた怪異の正体も判明し、事件は無事解決。
再び侯爵邸の豪華な応接室へ戻ったノワールとちびメロに、アリアは満面の笑顔で報酬を差し出しました。
「この度は本当にありがとうございました。こちらが約束の報酬――金貨100ナーロです」
ずっしりと重たい金貨の袋。
それを受け取ったノワールは――
🐈⬛「ふっふっふ……当然の報酬ですニャ!」
胸を張って得意満面。
一方、その隣ではちびメロが金貨とノワールを交互に見ながら、なんとも言えない顔をしています。
🧛♀️「…………ねえノワール」
🐈⬛「なんですニャ?」
🧛♀️「私たち……今回、何かしたっけ?」
🐈⬛「怪異を見事に解決しましたニャ!」
🧛♀️「シオリと喧嘩してただけじゃない……?」
🐈⬛「細かいことは些細なことですニャ!」
こういう時だけ都合の悪いことは気にしない。
それが長靴ノワールである。
やがて二人は侯爵邸を辞することにしました。
豪奢な玄関にはアリアと、ずらりと並んだメイドたち。
「ノワールさん、メロさん。本当にありがとうございました」
優しく微笑みながら手を振るアリア。
ノワールはいつもの大きな羽根帽子をすっと脱ぐと、まるでどこかの貴公子のように優雅に一礼します。
🐈⬛「それではアリア嬢、ごきげんようですニャ」
その横で、ちびメロも慌ててぺこり。
🧛♀️「あっ……ありがとうございました!」
こうして二人は侯爵邸をあとにしました。
時刻はもう夕暮れ。
美しく手入れされた広大な庭園を、夕日を背に二人が歩いていきます。
いや――。
一人は歩いていましたが、もう一人は完全に浮かれていました。
🐈⬛「100ナーロ♪ 100ナーロですニャ~♪」
金貨を手に入れたノワールは、得意満面でスキップ。
🧛♀️「…………」
ちびメロだけは、まだ納得できません。
🧛♀️「本当にこんなに貰っていいのかなぁ……。結局、事件を解決したのってアリアとシオリだよね……?」
しかしノワールは聞いちゃいません。
🐈⬛「これぞ名探偵ノワールの実力ですニャ~♪」
🧛♀️「いつから名探偵になったのよ……」
綺麗な夕日に照らされながら、意気揚々と帰路につく二人。
シオリもアリアと再会することができた。
図書室もこれからは大切にされる。
報酬もたっぷり貰った。
めでたし、めでたし。
――となるはずでした。
その時。
ふわっ。
🐈⬛「…………ニャ?」
ノワールの大きな帽子の上へ、何かが降り立ちました。
青白い光をまとった、小さな三毛猫。
丸い眼鏡。
見覚えのありすぎる顔。
👻🐈「…………待つニャ」
🐈⬛「ニャァァァァァァァ!?!?」
さっき感動的にあの世へ帰ったはずの――
司書猫シオリです。
ノワールは大慌てで頭を振り、両手を振り回します。
🐈⬛「なんでいますニャーー!!
さっき綺麗にお別れしたじゃないですかニャーー!!」
👻🐈「暴れるニャ! 落ちるニャ!」
🧛♀️「シ、シオリ!? ちょっとノワール、止まって!!」
ちびメロも慌てて駆け寄ります。
夕暮れの美しい侯爵邸の庭園に響き渡る、黒猫の絶叫。
どうやらこの物語――
まだ綺麗に終わらせてもらえないようです。
🐈⬛「いったい何の用ですニャーーー!?」
長靴ノワール 第七話『図書室の怪』――完。 🐈⬛👢🧛♀️👻🐈📚✨
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コメント
投稿
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応援ありがとうございます😄
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まだまだ続きそうですねー
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なろう小説の定番へつながっていきます♪
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新しい事件でしょうか~?(,,>᎑<,,)
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まだまだ冒険は続きますニャ♪
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応援ありがとうございます😄
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応援ありがとうございます😄
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