「AIピクターズ」AIイラスト・小説投稿サイト

リニューアル版の作品ページはこちら

ログインすると、いいねに応じたおすすめ表示や、画像生成機能が利用できます!

新規登録/ログイン

ブックマーク

九九の日、軍種対抗戦

2026-09-09 02:05:29

NovelAI

2026-09-09 02:05:29

NovelAI

46

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 27 位

参加お題:九九の日
「おのれ……にっくき陸軍め!」  自衛海軍航空隊の士官が、格納庫の向こうを睨みつけていた。 「そもそも陸軍のくせに、なぜ航空隊を持っている!」  隣の士官も、怒りに拳を握る。 「しかも襲撃機だ、陸上攻撃機だ、護衛襲撃機だと、勝手に新しい機種を増やしおって!」 「この前など、F21Jまで『護衛襲撃機です』と言い張っていたぞ!」 「そして極めつけが、あきつ丸だ!」  一同の視線が遠くの海へ向く。 「『強襲揚陸船』だと? どう見ても航空機を運用する船ではないか!」 「航空母艦ではない、と言い張るところまで我々を馬鹿にしている!」  怒りが頂点に達したところで、別の士官がふと呟いた。 「……今日は何の日だ?」 「九九の日だ」 「ならば――我々も九九式で対抗する!」  格納庫の扉が開いた。  姿を現したのは、九九式艦上爆撃機――Val。  多少の近代化改修こそ施されているものの、正統派の海軍機である。 「見よ! これぞ海軍の九九式だ!」  対する陸軍側から、轟音が響いた。  現れたのは、九九式襲撃機改五型甲――スーパーソニア。  巨大なエンジン、追加装甲、増設武装、その他よく分からない装備の数々。  原型機の面影は残っている。  だが、どう見ても普通の九九式ではない。 「こちらも九九式です!」 「…………」  海軍士官の頬が引きつった。 「貴様ら、それを九九式と呼ぶのか?」 「九九式襲撃機改五型甲です!」 「改が多すぎる!」  こうして、陸海軍の九九式対決が始まった。  地上では双方が自軍機を指差し、どちらが優れているかと言い争っている。  その少し離れた場所で、ブロント少尉は空を見上げていた。  金髪のポニーテールを風になびかせながら、二機の九九式と、そのさらに下にある一門の砲を見つめる。 「……あれは?」  自衛空軍のアハトアハトだった。 「まさか……」  砲口が、ゆっくりと空を向く。  ズドンッ!  白煙が噴き上がった。  だが、砲弾が炸裂したわけではない。  演習用の模擬弾が二機を捉え、オレンジ色のマーキング塗料を盛大に撒き散らした。 「撃墜判定!」  地上の判定員が、二人そろって赤旗を掲げる。  空には、オレンジ色に染まった九九式が二機。  しかし、どちらも無傷で悠々と飛んでいる。 「…………」  陸軍と海軍が固まった。  空軍の判定員は淡々と記録する。 「九九式襲撃機、撃墜判定。九九式艦爆、撃墜判定」  ブロント少尉は空を見上げたまま、小さく呟いた。 「……九九の日なのに」  アハトアハトの砲手が答えた。 「88ですから」  こうして九九の日の軍種対抗戦は、九九式同士が勝負する前に、八十八によって決着した。

ログインするとプロンプトなどがチェックできます

※ 作品によっては掲載されていないことがあります

新規登録/ログイン
さかいきしお
一覧をダイアログでみる

コメント

投稿
ippei

2026-09-10 22:56:36
返信
翡翠よろず

2026-09-10 20:10:25
返信
えどちん

2026-09-10 05:09:39
返信
tare_koala

2026-09-09 23:17:49
返信
kacky333

2026-09-09 22:15:01
返信
白雀(White sparrow)

2026-09-09 12:54:26
返信
悪堕ち最高でR

2026-09-09 11:19:02
返信
Anera

2026-09-09 09:16:04
返信
もぐっち

2026-09-09 07:46:37
返信
Ken@Novel_ai

2026-09-09 07:07:47
返信
Raven.B

2026-09-09 06:39:45
返信
琴美ちゃん@流浪の民

2026-09-09 06:32:22
返信
みやび

2026-09-09 05:45:38
返信
しるばん

2026-09-09 05:22:13
返信

1189投稿

-フォロワー

前後の作品

提携広告

シリーズ

おすすめタグ

    新着作品