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上に落ちても、迎えに行く ――帰る場所は、君のところ。

2026-09-27 21:39:37

Chat GPT

2026-09-27 21:39:37

Chat GPT

27

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 102 位

今日は、彩葉と玄葉が魔法の泉を見つけた。 まあ、そこまではいいのよ。 綺麗な泉を見つけたら触ってみたくなる気持ちも分かるし、二人揃って水面に手を伸ばしたところまでは、微笑ましく見ていられた。 問題はその直後。 泉の水が――**空へ落ち始めた。** 噴き上がったんじゃない。 本当に、上へ落ちていくのよ。 魚まで一緒になって空へ泳いでいくし、その先では巨大な水の渦までできてる。 「玄葉……これ、噴水じゃないよね?」 「うん。水が上に落ちてる」 冷静に分析してる場合じゃないわよ。 で、二人が試しに泉から手を離してみた。 その瞬間。 空へ落ちていた水が全部――普通に戻ってきた。 当然、真下にいた二人はびしょ濡れ。 しばらく無言で泉に突っ伏してたわ。 そりゃそうなるわよ。 どうやら、二人が同時に触れている間だけ水の重力が逆になるらしい。 仕方なくもう一度、二人で泉へ手を入れる。 するとまた水は空へ。 しかも、手を近づけるほど安定する。 最終的には水の中で指先まで触れていた。 「……そこまで近づけなくてもよくない?」 「安定してる」 「……そうだけど」 玄葉。 アンタ、それ絶対ちょっと便利な言葉として使ってるでしょ。 しばらくして、彩葉が空へ落ち続ける水を見ながら言った。 「この水……どこまで行くんだろう」 ずっと上へ落ち続けたら、もう戻ってこないんじゃないか。 そんな話をしていたら―― 空から一滴。 ぽちゃん。 ちゃんと泉へ帰ってきた。 「戻ってくるよ」 「どうして?」 「落ちる場所があるから」 そこで終われば綺麗な話だったのよ。 彩葉が聞いちゃったの。 「……じゃあ私がどこかに飛んでいっても?」 玄葉は即答。 「迎えに行く」 「えっ……戻ってくるって話じゃなかった!?」 「待つより早いから」 …………玄葉。 そういうところよ。 すると今度は彩葉まで、 「じゃあ玄葉が飛んでいったら、私も迎えに行く」 玄葉は少し笑って、 「うん」 ですって。 その間も二人の手は、ずっと水の中で重なったまま。 頭上では水がどこまでも空へ落ちて、やがてまた泉へ帰ってくる。 不思議な泉ね。 でも、この二人を見てたら少し分かった気がする。 帰ってくるのを待つ必要なんてない。 遠くへ行っちゃったなら、自分から迎えに行けばいい。 ただね、彩葉、玄葉。 アンタたちの場合―― **迎えに行く前に、まずその手を離さないと誰も飛んでいけないわよ。**

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そごるん@BOOSちゃん
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コメント

投稿
T.J.

2026-09-30 22:04:40
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たぬ仮面

2026-09-29 21:30:35
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もぐっち

2026-09-28 23:04:56
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tare_koala

2026-09-28 16:50:46
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これぞ奇跡

2026-09-28 08:20:08
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よ~みん

2026-09-28 01:23:42
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みやび

2026-09-27 22:27:48
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Rin

2026-09-27 21:42:23
返信

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