「せつ菜ーっ!」の声援の先に──熱狂的なファンに攫われた優木せつ菜、地下牢の"特等席"で観客ひとりのライブを強いられる
2026-10-12 15:00:00
対象年齢:R-18
「せつ菜ーっ!」
客席から飛ぶ声援に、せつ菜は全力の笑顔で応えた。誰よりも熱く"大好き"を叫ぶスクールアイドル。その正体は、厳しい家庭で真面目な生徒会長を演じている少女だ。ライブ帰りの裏口で、何度も見かけた顔のファンに声をかけられ、差し出された飲み物を受け取ったところで記憶が途切れた。
目を開けたとき、スポットライトの代わりにあったのは、壁で揺れる松明の火だった。ステージ衣装はなく、裸のまま石の床に倒れていた。
「……っ、ここは……? あなた、いつも最前列にいた……」
膝を抱えて後ずさる手首を、男が嬉しそうに掴み、天井の鎖に吊り上げた。
「今夜は俺だけのために、ライブしてもらうよ」
「こんなの、ライブじゃありません……っ、ほどいてください……っ!」
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