聖女アセリアの祈り
2026-11-01 01:39:46
対象年齢:全年齢
参加お題:シスター服
ハロウィンの夜。
仮装やお菓子、賑やかな祭りとして親しまれるこの夜には、古くから死者を偲び、聖人たちに思いを寄せる意味も重ねられてきた。
そして夜が明ければ、諸聖人の日。
夜明け前の大聖堂で、白いシスター服に身を包んだアセリアは、静かに祈りを捧げていた。
「今は亡き方々に安らぎを。そして、生きる人々には神の慈悲と導きを……」
その姿は、まさに聖女そのもの。
アセリアにとって、この夜はただ騒いで楽しむだけのものではない。
亡くなった人々を偲び、神の御前で祈りを捧げる、大切な時間だった。
――ただし、その背後では。
シャーリー「ふひひ……今宵、闇の神々に捧げる儀式を始めますぞ♪」
ダキニラ「うぷぷ、なかなか雰囲気が出てるわねぇ♪」
二人は黒と赤の悪魔神官風シスター服で、すっかり怪しげな儀式ごっこに夢中だった。
チェルキー「不謹慎な聖職者には、お仕置きですよ~!!」
巨大な木製武器『風林火山』が豪快に振り回される。
リリス「問答無用!」
聖光拳!!
グンド「おおっ! リリス嬢! その愛の拳、しかと受け止め――ぐはぁっ!!」
吸血鬼グンド・ダンプは、赤い裏地のマントを翻しながら宙を舞った。
アセリアの額に、ぴくりと怒りの印が浮かぶ。
「…………」
深呼吸。祈りに集中。心を静めるのです……。
しかし、背後から聞こえてくるのは、怪しげな笑い声と木製武器の轟音、そして吸血鬼の悲鳴。
ついにアセリアは振り返った。
「皆さん!!」
大聖堂に響き渡る少女の声。
「真面目にお祈りしてください!! ここは神聖な大聖堂ですよ!!」
シャーリー「おや? アセリア殿、もうお祈りは終わりですかな?」
ダキニラ「うぷぷ、ずいぶん元気な祈り声ねぇ」
チェルキー「えっ? まだお仕置きの途中ですよ?」
リリス「……騒がしい」
グンド「おおっ! その凛々しいお姿もまた――」
アセリア「あなたは黙っていてください!!」
……今宵、聖女の修行はまだまだ続く。
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