珠の刻
2024-01-31 01:35:13
対象年齢:R-18
「いい天気だね~」
「風が気持ちいい」
休暇を利用して旅行に来ていた私たちは、午後の海辺を散歩していました。
それは、新しく整備されたらしい岸壁の方を歩いている時でした。
海の中から唐突にザバーンと何かが飛び出してきました。
なんだかわからない私たちはきゃっ、と手をかざして飛んできた水を避けたあと、ゆっくりと手をどけると、そこにそれが立っていました。
「なに?」「え?」
それは、何と言ったらいいでしょう・・・全身に貝殻を付けた女の人でした。
女の人は、無言でゆっくりとこっちに近づいてくると、不意にニヤリ、と笑います。そして、両手を勢いよくこちらに向かって差し出しました。
「きゃ!」「え!」
何か、黒いものがたくさん飛んできました。さっきと同じように手をかざして身を守りましたが、その黒いものがぺちぺちと、体に張り付きます。
「なに?」
それは、小さな貝殻でした。貝殻が、体のあちこちにへばりついています。私たちは手でそれを払い落とそうとしましたが、それはへばりついたまま落ちません。しかも、その貝殻がなにか発光し始めました。
「フフフフフ」女が笑みを浮かべます。
「きゃ!」「なに!?」
貝殻が光りだすとともに、体の自由が利かなくなっていきます。
「え」「いや」
身体が勝手に動き出します。抵抗しようにも、なんだからよくわからない力で体が・・・
「助けて!」「いや!!」
目の前に海が迫ってきます。体が勝手に、岸壁から海へと・・・・
気が付くと、なにかとても心地よい気分でした。
首から下の感覚はないのに、なぜか暖かくふわふわした感じ。
その、心地よさの中でどれくらい時間がたったのかわかりませんが、
だんだんと、体の感覚が戻ってきます。
そしてその体には、なにか力が漲っているように感じました。
この力があれば、私一人で人間どもを駆逐できる・・・・
え?、私、なぜそんなことを・・・・
「おまえたちは、栄えあるフェムニスの一員となったのだ」
フィムパーシェル様のお言葉を、私たちはひざまずいたまま聞きました。
海を汚す人間たちは、この世界から駆逐しなければならない
私たちは、フィムパーシェル様に従い、人間を駆逐していくことを固く誓いました。
そんなわけで
またフェムニスシリーズです(笑)パール戦闘員?ができました(笑)
ていうかプロンプトなのか、日本語と英語の言い回しなのか
予期せぬ画像が生成されるのが結構面白く感じてしまう今日この頃(苦笑
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