花木蘭りっか「待て! 我が名は河南討捕軍副使 花木蘭!」
2024-12-09 19:05:58
対象年齢:全年齢
花木蘭りっか「我が朋友 沈総持の仇 宇文化及!宇文智及! 討たせて頂く」
賀廷玉先輩「同じく、河南討捕軍副使 賀廷玉。総持殿の仇、また張須陀殿の無念、その身で味わえ」
……
木蘭「もう終わったな〜」
賀伯陽「お前はどうする?」
木蘭「張須陀様の仇、李密も死んだ。もう、どこの誰のためにも戦いたくない。故郷へ帰るかな」
伯陽「そうか。俺はふらふら、群雄のもとを歩き回るかな〜」
木蘭「伯陽、よければ俺の故郷へこないか?」
伯陽「俺なんかがいいのか?」
木蘭「構わない。歓迎するとも。お前がいれば心強いんだ」
……
鐘離郡のある村。
木蘭「見えてきた。あれが俺の故郷だ」
伯陽「いいトコだなぁ」
木蘭「ありがとう。あの先の、白い花の咲く木の家が俺の家だ。
伯陽、申し訳ないが、そこの茶館で茶なり酸梅湯をやって一刻ばかり時間を潰してきれないか? 客人を迎える用意をしなければね」
伯陽「そんな気遣いは無用だが、いいとも。早く家に戻れ」
(9年ぶりの家、家族だもんなぁ)
伯陽「(そろそろいいかな)」
屋敷へ向かう。
伯陽「ごめん!」
娘「賀伯陽様ですね? どうぞこちらへ」
伯陽「お、おう」
娘「この木をお目印に参られたのでしょう?」
伯陽「うん、友にこの木が目印だと言われた」
木蘭「くっくくっ…😹」
伯陽「??」
木蘭「伯陽! 9年来僚友の声も顔も忘れたか〜?w」
伯陽「え〜っ!?😵」
木蘭「すまない。9年もお前を騙していて…」
「9年のことを語り尽くそうとすれば、9年はかかるな」
「9年でも10年でも付き合おう」
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コメント
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これはまた懐かしゅうござる
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原作が見つからなくて、秋乃茉莉sanのコミカライズを見たんすよね。 沈光はお耽美だし、クソ宇文兄弟を討つときに「河南討捕軍」を名乗るのがたまらんです。
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