海辺のUFOキャッチャー大作戦
2025-08-15 02:53:10
NovelAI
NovelAI
対象年齢：全年齢
デイリー入賞： 6 位
参加お題：UFOキャッチャー
少尉が、魔王さまと一緒に漁獲と討伐任務を行います。
魔王さま、手伝っていただきありがとうございます。
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浜辺に立つ魔王さまは、赤と黒のローズ柄のリゾートドレスをひらりと揺らし、海上の空気を楽しむように視線を巡らせていた。
その視線の先には、海に浮かぶ巨大な円盤状の魔法ゲート――一見荘厳で輝かしいが、どう見てもUFOいや、ゲーセンにある景品を掴んでとるクレーンゲームにそっくりだ。
「さて……今夜の晩餐は、どんな海の幸にするかのう。」
魔王さまが指先で円を描くと、ゲートの底からまばゆい光が降り注ぎ、三本の巨大な魔力アームが海へと伸びる。
ザパァァン！ 水柱が立ち、アームが海中の生き物を掬い上げる。跳ねる魚、光るウロコ、飛び散る水しぶき――まるで魔法仕掛けの巨大漁網だ。
「おおー！魚がいっぱい！」
ケティが尻尾をぶんぶん振って駆け寄る。目はキラキラ、完全に漁獲モード。
しかし、混ざっていたのは魚だけではなかった。
ぬらりと濡れた緑灰色の肌、鋭い爪、魚のような頭部にぎょろりと光る目――
「深き者ども」数体が、海藻まみれで砂浜に転がり出る。
「にゃにゃにゃ!? 魚じゃないの混ざってるにゃ!?」
ケティの二股の尻尾が一気に膨らむ。
魔王さまは軽く眉を上げると、呟く。
「……ふむ、これは少々荒っぽくなるかのう。」
腕を一振りすると、魔法ゲートの光が鋭さをまし、半魚人達を射すくめる。
「少尉、援護は頼むぞ。」
黒の軍服スカートが風を切り、金色のポニーテールが舞うブロント少尉が一歩前に出る。
「了解。敵は魚だけじゃないようですね。」
「クレセントカッター！！」
ズガァァァン！ 飛び内回し蹴り一閃。
半魚人たちは空を舞い、UFOキャッチャー、もといゲートから突き出た巨大な手に捕まえられる。
そのまま、沖合に向けてぽい～。
魔王さまはゲートの光を微調整しつつ、笑みを浮かべる。
「ふむ……この調子なら、晩餐までまだ少し余裕がありそうじゃのう。」
波打ち際には跳ねる魚たちと、再び尻尾を振り始めたケティの姿。
魔王さまもブロント少尉も、それぞれ魔法をふるったり足をふるったり、今日の“漁獲作戦”は平和（？）に続いていった。
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コメント
投稿
深き者を素手で倒すことは可能でした？
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近海にそんなのがいるなら、ダゴンとかもいるだろよ
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任務おつかれさまです～この島、半魚人もいるのですねｗ おかげさまで、晩餐も安心して迎えられそうですね♪
ハンドパワー
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ハマグチ星人「トッダドー」
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これは良いUFO
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漁業権者から侵害の告訴があった場合最大100万円の罰金。 原告: 🐙クトゥルー🐙⊙﹏⊙ 裁判所が臭くなりそう💧
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少尉無双
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これがキャトルミューティレーションの正体なのか！
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食べられないやつ（半魚人）が多くて残念なのじゃ～
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