「AIピクターズ」AIイラスト・小説投稿サイト

リニューアル版の作品ページはこちら

ログインすると、いいねに応じたおすすめ表示や、画像生成機能が利用できます!

新規登録/ログイン

ブックマーク

2 #12 沈黙の代償

2026-06-24 02:20:00

CustomModel(その他)

2026-06-24 02:20:00

CustomModel(その他)

20

対象年齢:全年齢

灰色の羽根の印が残された控えを見つけたあと、エレナは急いで鍛冶場へ戻った。 記録が繋がり始めていることを、あの鍛冶師に伝えなければならない。 だが、工房の扉は半ば開いたまま、冷たい風に揺れていた。 炉の火は弱く、槌の音はない。 倒れた椅子、開け放たれた引き出し、床に散った工具と紙片。 大きく壊されたものはない。 それでも、誰かがここを急いで探った気配だけが残っていた。 鍛冶師の姿は、どこにもなかった。 金床のそばには、置き去りにされた槌。 その近くに、灰色の羽根が一枚、静かに落ちている。 灰鴉団は、証拠だけを消すのではない。 真実に近づいた者の口も、居場所も、沈黙の中へ押し戻していく。 北方任務が三年ものあいだ事故として語られてきた理由を、エレナはようやく理解し始めていた。 知ることは、誰かを救うための一歩になる。 しかし同時に、沈黙の奥にいた者を、再び危険へさらしてしまうこともある。 エレナは乱れた工房の中で、静かに拳を握る。 ここで立ち止まれば、彼の沈黙は本当の沈黙に変わってしまう。 けれど進めば、灰鴉団はもう彼女を見過ごさないだろう。 床に落ちた灰色の羽根は、答えの代わりにそこにあった。 白銀の騎士もまた、とうとう灰の中へ踏み込んでしまった。 第三章 了 2 #13 へ https://www.aipictors.com/posts/765161

ログインするとプロンプトなどがチェックできます

※ 作品によっては掲載されていないことがあります

新規登録/ログイン
雪月花
一覧をダイアログでみる

コメント

投稿
Raven.B

2026-06-24 18:01:58
返信
雪月花

2026-06-24 19:30:56
返信
tare_koala

2026-06-24 13:21:57
返信
雪月花

2026-06-24 19:52:29
返信
みやび

2026-06-24 02:55:15
返信
雪月花

2026-06-24 05:21:14
返信

63投稿

-フォロワー

女騎士が好きです。ほぼ女騎士専用アカウント。
閲覧、いいね、コメント(スタンプ)ありがとうございます🛡

前後の作品

提携広告

おすすめタグ

    新着作品