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これはいいものですぞ

2026-06-23 19:44:24

NovelAI

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2026-06-23 19:44:24

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32

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 176 位

参加お題:花瓶
魔王さま シャーリーがよくわからん手伝いをします 魔王城執務室。 「マー陛下ー!」  シャーリーが上機嫌で飛び込んできた。  抱えているのは、美しい青磁の花瓶だった。 「ほう?」  執務机から顔を上げたマー陛下が首を傾げる。 「何じゃ、それは」 「ごみ捨てば、もとい宝物庫の整理中に発見しましたぞ!」  近くで帳簿を整理していた盗賊系の魔族がちらりと見る。 「ん?」  そして二度見した。 「……あれ?」 「どうしたのじゃ?」 「いや、詳しくはないのですが」  盗賊魔族は顎を掻く。 「それ、ちょっとした代物に見えると思いまして」 「ほう」  シャーリーは得意げに胸を張った。 「でしょう!」 「だからおやつ入れに最適ですぞ!」 「なるほどのう」  マー陛下は納得した。 「確かに執務中につまみを取るのに便利そうじゃ」 「ですぞ!」  盗賊魔族は何か言おうとして、 「……まあ、魔王城だしな」  考えるのをやめた。  翌日。  花瓶には大量のポッキーが刺さっていた。  マー陛下が一本抜く。  ぽり。  その瞬間。  執務室の扉が勢いよく開いた。 「マー陛下ぁぁぁ!」 「何じゃ、騒がしいのう」  宝物庫管理官が飛び込んでくる。 「鑑定結果が出ました!」 「ほう」 「北宋青磁真作です!」  沈黙。  盗賊魔族が天井を見上げた。 「あー、やっぱりか」  シャーリーは鑑定書を見る。  そして満面の笑み。 「――これはいいものですぞ」 「そうか」  マー陛下はもう一本抜いた。  ぽり。 「では大切に使うとしよう」 「使うんですか!?」  管理官が叫ぶ。  マー陛下は不思議そうな顔をした。 「花瓶は使うものじゃろ?」  誰も反論できなかった。  理屈だけなら正しかったからである。

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コメント

投稿
ガボドゲ

2026-06-24 11:15:19
返信
もみ

2026-06-24 07:21:51
返信
よ~みん

2026-06-24 01:06:12
返信
thi

2026-06-23 23:42:40
返信
yoppy

あれはいいものだああぁ!

2026-06-23 23:39:34
返信
Anera

キシリア様にお届けしないと!

2026-06-23 23:35:00
返信
guest

2026-06-23 23:31:17
返信
しるばん

2026-06-23 21:32:21
返信
tare_koala

2026-06-23 20:40:06
返信
みやび

ちょうどおやつにジャイアントポッキーが食べたいと思っておったのじゃ~♪

2026-06-23 20:30:39
返信
成年自由党

2026-06-23 20:11:01
返信

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