「み、見ないで……恥ずかしい……っ」照れ屋な少女・海老名菜々が、湯けむりの向こうで素肌ごと曝け出されていく
2026-09-29 17:00:00
対象年齢:R-18
「んっ……」
自分の口から漏れた声の大きさに、海老名菜々はびくっと肩を震わせた。夜の露天風呂は、思っていたよりずっと静かだった。虫の声も、遠くの川のせせらぎも、全部くっきり聞こえる。──ということは。自分の声も、同じくらいくっきり響いてしまう。
そのことに気づいたのは、湯船に肩まで沈んで、ようやくひとりになれた安心にため息をついた、そのときだった。すぐ隣の岩陰に、太った中年の男が浸かって、じっとこちらを見ていたことに、菜々は最後まで気づかなかった。
「いい声だ」
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