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BRIZ春季仕様:感度試験中

2026-04-01 03:08:46

NovelAI

2026-04-01 03:08:46

NovelAI

48

対象年齢:全年齢

デイリー入賞: 8 位

参加お題:獣耳
春の風は、距離を曖昧にする。 並木道。 やわらかな光が、黒い軍装の輪郭をわずかにほどいていた。 ブロント少尉は、歩く。 背筋は伸び、歩幅は一定。 白い耳が、風を受けてわずかに揺れる。 「……少尉」 声と同時に、気配が近づく。 若菜少尉。 一歩、踏み込む。 少し身体を傾け、距離を詰める。 「それ」 視線は、耳へ。 「やっぱり気になります」 ブロント少尉は前を向いたまま、答える。 「春季軽装仕様です」 一拍。 「BRIZ規定に基づく、環境適応装備です」 説明は簡潔で、迷いがない。 若菜少尉は、わずかに眉を上げる。 「……規定なんですね、それ」 その瞬間。 指先が届く。 少しだけ背を伸ばして、耳に触れる。 ぴくり、と。 はっきりとした反応。 「へぇ」 若菜少尉は、離さない。 なぞるように、もう一度。 耳が、素直に揺れる。 「BRIZって、そういうのも許可してるんですか?」 少しだけ、からかう声音。 ブロント少尉は、わずかに間を置いてから。 「接触データの取得は、制限されていません」 淡々と。 「実戦環境では、あらゆる干渉を想定しますので」 耳が、また動く。 今度は、わずかに大きく。 若菜少尉は、小さく笑う。 「ふふ」 さらに一歩、近づく。 「じゃあ――」 指先で、軽く押す。 「これも、“想定内”ですか?」 沈黙。 ほんの一瞬だけ。 「……取得中です」 短い返答。 崩れない。 若菜少尉は、ようやく手を離す。 何もなかったように隣へ戻りながら。 「便利ですね」 少しだけ見上げて。 「全部、記録されるんだ」 ブロント少尉は答えない。 ただ―― 白い耳だけが、しばらく落ち着かなかった。 「……BRIZは、環境に適応します」 小さく、付け加える。 それが当然であるかのように。

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さかいきしお
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コメント

投稿
らびもも

2026-04-02 19:31:34
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guest

2026-04-01 23:27:01
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猫団子🐈‍⬛🍡

2026-04-01 23:06:15
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ippei

2026-04-01 22:41:31
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takeshi

2026-04-01 20:32:26
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ucchie2772

2026-04-01 20:10:46
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kacky333

2026-04-01 18:31:42
返信
サントリナ

2026-04-01 17:38:17
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白雀(White sparrow)

2026-04-01 12:50:12
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ゆのじ

2026-04-01 10:09:02
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よ~みん

2026-04-01 09:17:39
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yoppy

2026-04-01 09:11:45
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翡翠よろず

2026-04-01 08:37:47
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なおたそ

2026-04-01 08:32:08
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たぬ仮面

2026-04-01 08:01:45
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Ken@Novel_ai

2026-04-01 07:38:08
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Ken@Novel_ai

2026-04-01 07:38:08
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もぐっち

2026-04-01 07:37:32
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ひろひろ

2026-04-01 07:12:57
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もみ

2026-04-01 05:36:18
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しるばん

2026-04-01 05:34:57
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えどちん

2026-04-01 05:31:14
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みやび

2026-04-01 03:55:50
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Rin

2026-04-01 03:10:31
返信

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